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京都府 私立東山高等学校 社会科学研究部

京都府私立東山高等学校社会科学研究部です! 研究会と聞くと堅苦しいイメージがありますが、やる時は真面目にやるけど普段は楽しく明るい部活を目指して頑張っていきます! コメントいただけると部員もやる気が出ますので、是非よろしくお願いいたします!!

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大阪都構想について

1年8組  山本 芳斗


大阪都構想(おおさかとこうそう)は、かつて大阪で検討されていた統治機構改革である。大阪市を廃止し、その領域に特別区を設置するものだった。大阪都構想では大阪市議会の代わりに5つの特別区ごとに議会を設置することになるとされていた


2015517日に、大阪市でこの構想の是非を問う住民投票がおこなわれ、その結果、反対多数で否決され、「大阪都構想」は廃案となった。賛成694844票、反対705585票と僅差で反対が上回り、都構想を提案した橋下徹大阪市長は、任期限りでの政界引退を発表した。


~都構想の目的~大阪都構想の背景には、広域行政と地域行政のすみ分けという考え方がある。


現在の大阪府・の体制では、政令市であり260万人の人口を擁する大阪市が広域行政と地域行政の双方を担っているが、広域行政について、広域自治体の大阪市との事務分配が不十分であり、府との間での権限争い、府との双方で投資が行われる二重投資の問題が生じている(府との権限争いについて、橋下徹は「府市百年戦争」と呼んでいる)


他方で、大阪市は基礎的自治体でもあり、下に24の区を設置して住民サービスを行っているが、各区には公選の区長が設けられておらず、強い権限が与えられていない。このため、新たに地域に生じた問題などについては、大阪市長が最終責任者として決裁をすることになるが、巨大な大阪市全域について、1人の市長だけで地域の実情に応じた判断を行うのは困難となっている(広すぎる大阪市)。


大阪都構想は、上記のような現状認識をもとに、大阪市を解体し特別区に再編することで、「広域行政は大阪府、地域行政は特別区」という新たな組みを設けよう、ということを的として提唱されている。


大阪都構想の推進によると、このような広域行政の一本化によって、府との二重行政の解消がなされるとされている。


ちなみに、「大阪都」というネーミングについて、「都」という名称は事実上の首都である東京以外に用いるのは適当ではないとの摘がなされているが、上記のような都構想のアイデアでは、「府」から「都」へと名称を変更することそれ自体は重要なものではない。


 


~都構想について~


広域行政が大阪府によって一元的に行われることによる、二重行政の解消・大阪都市圏を見据えた適切な広域行政運営が可になることがメリットとなる。


また、地域行政が大阪市から特別区によって行われることにより、地域の実情に応じた住民サービスが提供されるとともに、ムダな施設の統合が進むと期待されている。


一方で、現在大阪市役所で一元的に管理されていた行政サービスが、各特別区によって行われることになるので、事務管理のコストが増大することが予想される(現在役所に1か所だけ設けられていた課が、5個の特別区にそれぞれ設けられることになる)。なお、議会が解散され区議会へと移行することによるが、議員数は現状のまま据え置かれることが予定されている。


このようなコストの増大について、橋下徹ら都構想推進は、二重行政の解消、ムダな施設の統合により十分に回収可であるとしている。


また、いままで一体だった大阪市が分割されることから、特別区の間で、財政の豊かな特別区とそうではない特別区ができてしまい、行政サービスの面で格差が生じるのではないかという懸念がある。


この問題については、格差を是正する仕組みとして、東京都でも実施されている財政調整制度が設けられることとなっているが、反対は適切な調整ができるか不透明な点が残るとしている。


~現状~


政令指定都市を特別区に分割するための手続きを定める律として、201295日に大都市地域における特別区の設置に関する法律が成立し、布されている。


この法律によると、大阪市を止して特別区を設置するのには、①大阪府と大阪市に特別区設置協議会(法定協)を設置して、特別区設置協定書(いわゆる都構想の設計書)を作成する、②大阪府と大阪市の議会でそれぞれ協定書の承認を得る、③大阪市で住民投票をして、過半数の賛成を得る必要があるとされている。


20132月、大阪市と大阪府に法定協が設置されて、2015113日に協定書が作成され、同年313日に大阪府議会と大阪市会で協定書が承認された。


しかし、2015517日に行われた大阪市民による住民投票では、賛成694844票、反対705588票となり、反対多数によって否決され案となった。大阪市を廃止・再編し、特別区を設置する「区割り」は、区ごとの予算編成も可能となる。地方自治の選択肢が広がる意義はある。割りの組み合わせ次第では税収の多い特別区と少ない特別区が生まれ、税収の多い特別区から少ない特別区へと回す財政調整の仕組みも簡単に導入できるかどうか分からない部分がある


~意見~


僕は借金地獄の大阪を救う大阪都構想に賛成だったが結果を受け残念に思っている。


(引用、ニコニコ大百科、ウィキペディア)

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