1日目
気仙沼向陽高校にて保存されている校舎を見学させてもらいました。
岩井崎では龍の松を見て、勢いの強い波が尖った岩に当たり水がとても跳ねていました。

その後ホテルに入り震災の語り部さんの話を聞かせてもらいました。
語り部さんは気仙沼プラザホテルの従業員の方で3.11の日の事を詳しく教えて下さいました。
その中でも特に重要だと思ったのは自分たちでも出来る減災についてです。
東日本大震災で被害者が多かった原因は大きく分けて4つありました。
1つ目は大丈夫だろうという油断
2つ目は家族が家族を心配しての行動(ex,自宅へ帰るなど)
3つ目は興味本位の撮影による避難遅れ
4つ目は油流出による広範囲の火災
この中でも1つ目の油断が災害の被害を拡大させているのではないかなと思いました。
約1か月前の西日本豪雨災害でも、逃げ遅れによって被害が拡大した面もあったのでとても共感しました。
2日目
5時30分から魚市場見学をさせてもらいました。
建物の2階まで津波が届き、市場のものが流されてしまったという話も聞きました。
しかし、市場の復旧に早くから手を付けられたので気仙沼の町がすぐ、再び活気付いたとも仰っていました。
その後気仙沼の海の上で畠山重篤さんという牡蠣を生産されている人の、地震発生当時の話と牡蠣養殖のお話をしてもらいました。
畠山先生が作ってくださった牡蠣も試食させてもらう機会をいただき、M嶋が食べさせてもらいました。
その後先生とお話をさせてもらい、一緒に写真も撮っていただきました。

畠山さんが案内するフィールドワークで訪れた『くぐり橋』では橋の鉄の成分が橋の振動により落ちてきて海に生物の成長に欠かせない鉄分を供給すると仰っていました。
さらに山に登り、室根にて植樹をさせてもらいました。
初めての植樹ということで難しいのではないかなと思いましたが、教えてもらったので上手く植えることができました。

フィールドワークが終わり、ホテルに戻ってからは畠山さんの講演会がありました。
私たちの生活排水を、なるべく汚染されていない、生物にとっての害が少ない状態で海に流すにはどうすればいいのか「私たち自身」が考えるにつれて、私たちの意識が少しずつ変わっていき、日本一の牡蠣が育つ環境が維持できていると仰ってました。
その後、研修で学んだことを共有するためのグループディスカッションで、研修最終日にある報告会で使う模造紙を作りました。
3日目
この日は松島さかな市場で約2時間の自由時間が設けられました。
その時間で福浦橋を渡り、『福浦島』というところに行きました。

その後、松島遊覧船に乗り、色々な島を見ました。
僕は船の中が快適すぎて寝てしまいましたが
そして最後に仙台空港に行き、研修の報告会をしました。
T中くん、I見くん、M嶋のそれぞれが気仙沼研修でどのようなことを学び、それを活かすかを述べていました。
といった感じで2泊3日の気仙沼研修は終わりました。
この研修で学んだことを8月19日にある夏期研修報告会で報告し、文化祭でも展示しようと思います。
とても長くなりましたが国際ロータリー第2650地区インターアクト夏期研修の報告は以上です。
8月19日の報告会で報告した内容をまたブログに書こうと思います。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
飛行機内で酔いそうになりながらも書いたM嶋がお送りしました~